しばらく処方箋となります
- 2024年3月号 -
医薬分業の形態をとる医院が増える中、当院ではできる限り医院で薬をお出しするように頑張ってきました。
在庫を抱えなくてよいこと、薬の飲み合わせなどのチェックを薬剤師さんにも任せられること、薬の準備に手間がかかることを考えれば処方箋で出した方が医院としてはメリットがはるかに多いというのが本音です。
しかし
・当院が土・日・祝も診療しており処方箋では困る患者さんがいること。
・医院で診察・お会計のために待った後、さらに薬局で処方のために待つこと。
・ご高齢の方、足が悪い方も多くいらっしゃるので薬局に行くのが大変なこと。
これらを考えると、どうしても処方箋に切り替えられずに現在に至りました。
一方で現在、当院で主に使用していたアモキシシリンという抗菌薬(抗生物質)の入手が非常に困難となっております。
製薬会社の担当者とも相談しましたが、もともと歯科では他科にくらべ使用量が少ないため、どうしても現状では薬局に多く回すしかなく歯科医院に回すことが難しいとの返答でした。
そのため申し訳ありませんが、現在、抗菌薬(抗生物質)を含む処方は、処方箋という形をとらしていただいております。
日・祝や平日の遅い時間に診療した方で「どこの調剤薬局が開いているかわからない」や「薬局に取りに行くのが大変だ」というお声を頂いているのも承知しております。
以前のようにアモキシシリンが入手できるようになれば、医院でお出しする予定としております。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。