東北地方太平洋沖地震に関して
- 2011年4月号 -
3月11日に起こりました東北太平洋沖地震におきまして、心よりお見舞い申し上げます。
マグニチュード9.0という大きな地震だけでなく、超巨大津波の想像を絶する破壊力による甚大なる被害をテレビなどの報道で目の当たりにすると、恐怖と悲しみがこみあげてまいります。
また、遠く離れた小田原にいる我々の生活にも計画停電や物資の不足が生じ、今回の災害がいかに大きなものであったか感じざるをえません。
従業員の中には最も被害の大きかった地区に親戚がいる者もおり、先日、やっと無事の確認が取れたと聞き安堵いたしました。
また電車の運休等で寒空の中、長い列に並んでいる方がインタビューで「仮に今日帰れなくても家に帰れるのですから。帰る家があるのですから。被災者の方たちに比べたら苦労の内に入りませんよ」とおっしゃっていました。
「この国も捨てたものではない」心が温かくなるのを感じました。
今我々にできる事は何でしょうか?
様々な事が思い浮かぶのだと思いますが、それぞれが今おかれている状況・立場で協力し、一丸となって立ち向かっていくしかないのではないでしょうか。
災害時、各国のメディアが生じた「苦難に屈することのない日本人の底力」というものを信じて。