幸せってなんだろう?
- 2016年1月号 -
いきなり幸せってなんだろう?と言われても困ると思うのですが、実は最近の調査で歯周病のリスクと幸福感が関係するという調査結果を見ましたので。
第一三共ヘルスケアが歯周病リスクと生活の質に関する実態を把握するために、全国の30~50歳の男女1355名を対象に調査を行ったそうです。
その結果、歯周病リスクが低いほど幸福感が高く、ストレスが溜まっておらず、疲労感が少ない事がわかったそうです。
歯周病が他の疾患と関係していることは、私が学生時代のころから言われていましたが、まさか幸福感やストレスや疲労感などと関連しているとは、そしてそれが調査で出るものとは思っていなかったので、びっくりしました。
厚生労働省が2010年に実施した「歯科疾患実態調査」では、成人の8割が歯周病にかかっているという結果が出ています。
しかも、自分が歯周病だと自覚するのはある程度進行してからと考えると、多くの方が自覚ないままに歯周病が進行していると考えられます。
生活の乱れは歯周病のリスクを高めます。
日頃のブラッシングをしっかり行い、生活の改善を図ることは歯周病の予防につながるだけでなく、幸せになれる近道のようです。