インプラント・インプラント・インプラント
- 2016年3月号 -
それぞれの歯の症状や状態によって処置が進行するため、あまり意識はしていないのですが、不思議と処置が重なる日があります。
なんか今日は一日、根の治療ばかりしていたなぁ、今日は妙に義歯が多いなぁ、など不思議と処置が重なるのです。
勤務医時代に「なんか今日、歯を抜いてばっかりいる」と思って調べたら、その日1日で15本の歯を抜いていました。
勿論、ぐらぐらの歯を複数本抜いている場合もあれば、埋まっている親知らずを歯肉をあけ骨を削って抜いたりと、いろいろな形で15本。
特に意識した訳でもないのに、不思議と処置がかぶるのです。
つい最近、気付いたらインプラントの症例分析が溜まっていることに気がつきました。
基本的にはインプラントの診断・分析はその日のうちに行うのですが、その週は他の仕事が溜まっていた為、休み前にまとめてやろうと考えていました。
診療を終え、院長室でレントゲン・写真・模型などを見ながら同意書を作製していると、終わらない・・・。
気になって調べると、今日、診断しなければならない模型が7組ありました。
あ~、インプラント治療を希望されて、私の診断待ちの患者さんが7人もいる・・・。
「ごめんなさい」と思いながら無事診断を終え、帰るころには12時を回っていました。
特に意識していなくても処置が重なる、不思議なものです。