先生は何歳まで生きるつもりなのですか?
- 2016年10月号 -
ある学会の発表で、医療を専門にされている弁護士さんが言われた言葉です。
「時々、インプラントの永久保証などと記載してある医院があります。永久保証などできるはずはありません。その先生は何歳まで生きるおつもりなのですか?永久には生きられません。また、治療において100%というものは存在しないと思います。もし、会場に来られている先生の中で、永久保証と記載している医院の先生がいらっしゃったら、至急やめてください」
思わず、笑ってしまいました。
その弁護士さんの言うとおりです。
永久保証をうたっている医院の先生は不老不死なんでしょう。
おそらく自分が亡くなっても医院自体は残っていくというつもりで書いているのかもしれません。しかし、それは非常に曖昧なものです。
もしくは、そのように記載した方が患者さんは安心するからなのかもしれません。
少し考えれば、あり得ないと思いますが。
そういえば、以前知り合いが永久保証とついた時計を購入し、電池が切れたので交換に行ったら料金を取られたそうです。(まぁ、電池交換しょうがないと思いますが)
その知り合いは、永久保証と書いてあったのに料金が発生するのか?と聞いたところ、そのキャンペーンは終わりましたと言われたそうです。
永久はキャンペーンなんですね。キャンペーン期間中は永久保証?
もはや意味が分からないその話を思い出して、笑ってしまいました。