WHOが新ガイドラインを発表
- 2017年2月号 -
WHO(世界保健機構)では肥満や生活習慣病を予防するために、脂肪・炭水化物・糖分などの1日の摂取量を示すガイドラインを発表しています。
そんな中、糖分に関して新しいガイドラインで1日に摂取する全カロリーのうち10%未満に抑えることを「強く勧告する」としたうえで、5%未満に抑えることで「より健康に良い効果が得られる」としました。
一般的な成人で5%というと25g、小さじ6杯分の砂糖に相当します。
「なんだぁ、小さじ6杯も砂糖を入れないよ」と思うかもしれませんが、下の表を見てください。
500mlあたり | 糖分(目安) |
炭酸飲料 | 57g |
100%果汁ジュース | 54g |
スポーツドリンク | 25g |
(ネットより引用)
もちろんこれだけではありません。普通に食べる食事にも糖分は入っています。
それを考えると、5%に抑えることはそれほど容易な事ではありません。
WHOによると1日10%(50g)以上の糖類を摂取することで肥満や虫歯になる確率が飛躍的に上がると記載されています。
毎日を5%(25g)に抑えることは難しいにしても、虫歯予防・肥満予防の為にも過剰摂取にならないように注意した方がよさそうです。