最近テレビで「ヨーグルトで歯を磨くと歯周病に効果的だ！」というのを何回か見ました。

話を聞いていると、そうなのかもと思いますが、私個人とすれば何とも言えません。

そうなのかもしれないし、そうでないのかもしれない。

今後、もう少し論文等の数が増えてきて、はっきりするんだろうとは思いますが。

そんなわけで、乳酸菌つながりでL8020乳酸菌についてのお話しを。

L8020乳酸菌というのは、虫歯などにかかったことのない子供の口の中から発見された乳酸菌です。（子供なので当然ですが、歯周病にもかかったことがないと記載されている場合もあります）。

8020は80歳でも20本の歯が残って欲しいという8020運動の思いが8020に入っています。

広島大学大学院の研究によると、学生ボランティア50名を対象に、毎日昼休みにL8020乳酸菌が入ったヨーグルトを1個づつ2週間食べ続けたところ、虫歯菌が80％以上、歯周病菌は40～90％も減少させる効果が見られたとの事です。

対象が学生ボランティアと考えると、まだ歯周病が問題となる年齢ではない人を対象にしているところが少し気になりますが、それでもやはりその効果はすごそうだと思います。

気になったのでさっそく食べてみようとコンビニやイトーヨーカドーに行きましたが、残念ながら見つけることができませんでした。一般に流通するには、もう少し時間がかかりそうです。

ただし、いくらL8020乳酸菌が有効だとしてもそれだけで完全に菌を抑え込めるわけではない為、日々のブラッシングが有効な事は言うまでもありません。