歯科医院がコンビニより多いのは当たり前?
- 2019年11月号 -
時々、テレビで「もはやコンビニより多い歯科医院」のように言われ、その多さを強調されています。
以前にも書いたとは思いますが、多い事は悪い事ではなく、患者さんとしても選択肢が広がるのでは?と考えます。
ただ一方で、
この表現はわかっていて使っているのか?
テレビで話していた人は事実を知らないのかな?
とも思うので、何年か前に書いたものの補足をしました。
(歯科医院とコンビニ数の比較)
日本で初めてコンビニが出来たのは1971年ココストアーが最初のようです。
1971当時の正確な歯科医院数は見つけられませんでしたが、開設者や法人の代表者数から考えると約28000~30000程度だと推測できます。
現在から約25年ぐらい前までの、コンビニと歯科医院数を現したのが上記のグラフです。
確かに「コンビニよりも歯科医院の方が多い」のですが、コンビニができた約45年前からその状態で、一度もコンビニの方が多かったことが無いわけです。
つまり「コンビニよりも多い歯科医院」は合っていますが、「もはやコンビニよりも多い歯科医院」という表現は、明らかに違うと言えます。
しかも歯科医院は増加しているものの微増でほぼ横ばいに近くなっているのに対し、コンビニはまだ右肩上がりとなっています。
というわけで、将来を不安視している若い先生や歯学部の学生さん、悲観する必要はないですよ。