サルはスイカをどこから食べる?
- 2021年12月号 -
先日、面白い話を聞きました。
「サルの目の前でスイカを切って差し出すと、サルはどこから食べるか?」
- ①赤い実の部分から
- ②外の皮の部分から
- ③硬い種の部分から
私は赤い部分しか食べませんが、
私の祖母はスイカの皮を塩漬けにして食べていたなぁ~とか、
スイカの種を食べるとお腹が痛くなると小さい頃よく言われたなぁ~
なんてことを思い出しながら考えていました。
ちなみに
正解はなんと③。
種の部分からほじって食べるそうです。
理由はシンプルに最も栄養があるからということです。
確かに赤い部分はおいしいですが、水分が多く栄養は低そうです。
栄養が高いところを捨てて、栄養の少ないところを好んで食べているとは、贅沢な食べ方だとも思いますが・・・まぁ、赤い部分がおいしいから良いということで。
ちなみに、せっかくスイカの話が出たのでスイカに関して私が疑問に思っていたことを少しだけ調べてみました。
Q:「スイカの種を食べるとお腹が痛くなる」は本当か?
A:どうやら迷信のようです。
「お腹が痛くなる」は、正確には「盲腸になってお腹が痛くなる」という話だったようですが、スイカの種を食べて盲腸になりやすいという科学的な根拠は全くないそうです。
また、スイカの種を好んで食べる国もあるそうです。
Q:「スイカと天ぷらは食べ合わせが悪いから、一緒に食べてはだめ」は本当か?
A:食べ過ぎなければ、基本的には問題ない。
スイカは水分が多く胃液を薄めてしまうこと、胃腸を冷やしてしまうことで消化機能を低下させてしまう可能性がある。また、てんぷらは脂質を多く含むため、消化に時間がかかる食べ物のため、相性は良いとは言えないが大量に食べたり、もともと胃腸が弱いなどでなければそれほど問題はないようです。