今も昔も歯磨きは大切
- 2022年6月号 -
「しっかり磨けていますよ」
「この部分に結構磨き残しがありますので、注意してください」
職業とはいえ日々、歯磨きの話をするわけですが、歯磨きはいつから始まったのでしょうか?
偉そうに歯磨きの話をしておきながら、そんなことも知らないわけにはいかないと少し調べてみました。
紀元前5000年には、バビロニア人が麻の繊維を指に巻き歯を磨いていた記録が残っています。
また、紀元前3000年ごろにはエジプト人が使用していた「チュースティック」と、紀元前500年頃にお釈迦様のお弟子さんたちが使用していた「歯木」が歯ブラシの起源と言われています。
そして、お釈迦様が「朝早く起き、虫食いのない木を使って歯を磨きなさい」と教えていた痕跡があるそうです。
ちなみに余談ですが「歯木」は現在でも使用している国があります。また、「チュースティック」で検索をかけると、どうやらファッションアイテム?として日本でも売られているようです。
ちなみに日本には6世紀ごろに仏教とともに歯磨きが入ってきて、徐々に定着していったようです。
歯磨きは遥か古代から受け継がれてきたのです。
それだけ人の生活には健康な歯が大切だということだと思います。