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よく噛みましょう

- 2023年1月号 -

先日、雑誌を見ていたときに懐かしいものを見つけました。

 

「ひみこの歯がいーぜ」

 

これはよく噛むことのメリットをまとめた標語です。
せっかくなので簡単に記載しておきました。

 

「ひ」:肥満防止
よく噛むことで脳が刺激され満腹中枢が働くので食べ過ぎによる肥満防止につながります。

 

「み」:味覚の発達
食べ物の味は唾液に溶け、それを舌にある味蕾(みらい)という細胞が感知することによって生じます。よく噛むことで唾液の分泌が多くなり味を感じやすくなります。

 

「こ」:言葉の発音の明確化
噛むという動作により口の周りの筋肉が発達し正しい発音ができるようになります

 

「の」:脳の発達
脳が刺激され血流量が増えることにより、子供は脳の発達や集中力アップ・大人は物忘れの予防になります

 

「は」:歯の病気予防
唾液には菌の繁殖を抑える作用や再石灰化の促進など歯の病気予防に役立つ作用があります。よく噛むことで唾液の分泌が増え、これらの予防につながります。

 

「が」:癌予防
唾液に含まれるペルオキシターゼという酵素は食物内の発がん性物質を弱める作用があります。

 

「い」:胃腸快調
食べ物をよく噛んで細かくし、唾液と混ざると胃や腸で消化されやすくなります。また、胃腸の働きを活発にします。

 

「ぜ」:全力投球
噛むという行為は運動能力や身体の様々な機能の発達に影響すると言われています。よく噛むことで活発になり、仕事や勉強、運動に良い影響を与えます。

 

よく噛むことにより多くのメリットがあります。

 

頭の片隅にでも覚えておいて頂けると、自然と咬む回数が増えていくかもしれません。

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